やさしさ
2007年 05月 11日
映画「ホテルビーナス」公式を観ました。
最近家で観るDVDはどれも当たりが多いですが
これは 続けて2回も観ちゃいました。
ストーリーが特別なわけでもないけど
映画独特の世界観
心に沁みる音楽
なぜか心地よい全編韓国語
(日韓合作だから?)
全編モノクロの世界でラストでカラーに変わる瞬間は
心の扉が開け放されたよう
本当の意味での優しさは何でしょうね。
『ビーナスの背中をみせてください』
この不思議な合言葉だけを知ってるものが宿泊できる
ホテルビーナス
そこには8人の住人がいる
それぞれに傷を持ち心は硬く閉じられている
愛
信頼
絆
夢
憧れ
希望
心のトビラを開けるキーワードは見つけられますか?
人ってのは自分の傷には敏感で
他人の傷にはてんで鈍い
他のどこかで 誰かの扉が閉じていく
誰も近寄って来ないでくれ
だけど。。。誰もいなくならないでくれ
心にかぎは掛かっていない
でもトビラの開け方が判らなくなっている
胸に残る言葉の数々
バシッとぶった時の手の痛み 殴られた痛み
どちらも痛いけど
ぶってしまった心の痛みはいつまでも消えない
愛があれば 何をしていいわけでない
言葉に出来なかった 手の中のキモチ
伝えられなかった 自分の未熟さ 愚かさ 傲慢さ
どれも 苦い味がする
by buraunn7
| 2007-05-11 21:23
| 映画